サプリメントと薬

皆さん、こんにちは!Reboa代表トレーナーの安西です。本日は指導中によく聞かれる「サプリメント」に関して基本的な部分をお話しさせて頂きます。

まず、サプリメントについてどんなイメージをお持ちでしょうか?

「副作用があるんじゃないの?」「身体に悪そう」「薬に似ている」など、まだまだネガティブな意見が多いのかなと私自身感じています。

では、サプリメントとはどんな物なのか。それを説明した後に、皆さんにオススメする日常生活でも必要なサプリメントをお伝えします。効果は個々で違いが出ますが、参考にして頂けると嬉しいです。

目次

①そもそもサプリメントって何?

②サプリメントにはどんな種類があるのか

③サプリメントによる副作用とは?

④おすすめなサプリメント

⑤個人的な見解

①そもそもサプリメントって何?


「サプリメント」とは一般的に「栄養補助食品」と言われています。また特定の成分が濃縮された錠剤やカプセル形態のものが該当しますね。現在では運動習慣がついた方が増加してきていたり、健康意識の向上から健康食品やサプリメントを日常的に使用する方々が増えてきています。厚生労働省の調査では毎日約3割の方が何かしらのサプリメントを利用しているようです。また過去に何かしらのサプリメントを利用したことがあると話す人は約8割ほどだそうです。利用している方の目的としては、健康維持や栄養成分の補給、疲労回復、ダイエット、病気の予防、美容など様々で、利用している年代も幅広くなってきています。勘違いされることが多いのですが、「サプリメントは医薬品の分類ではない。」ということです。

参考文献

https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/dl/pamph_healthfood_d.pdf

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/supplement.html

②サプリメントにはどんな種類があるのか


サプリメントの種類をよく聞かれるのですが、サプリメントに種類があるというよりも「目的に応じて使用するサプリメントが違ってくる」というイメージです。例えば、脂肪燃焼効果を上げたいなら「カフェイン」を摂ったり、筋肉を成長させるためにタンパク質を多く摂りたいなら「プロテイン」などあくまで目的達成に必要な栄養価を摂っていきます。ただし、栄養補助食品ですので、基本となる食事はきちんと摂った上で、『足りない栄養素を補うためのモノ』だと思ってください。

③サプリメントによる副作用とは?


サプリメントは基本的に副作用はなく安全とされていますが、使用する方の持病や体調、アレルギーなどで身体に合わないことがあります。かかりつけの病院があれば、まずは主治医に使用の許可をもらってからの使用を薦めます。

また、サプリメントでの問題点は「過剰摂取」による問題です。

例えば「ビタミンC」が肌の状態を保つために必要な抗酸化作用がある。ということを鵜呑みにし、規定量を守らずに摂取する方も稀ではありますがいらっしゃいます。水溶性のビタミンであれば過剰に摂ったとしても余剰分は体外に排出されるため多くの問題はないのですが、脂溶性のビタミン(ビタミンA、D、E、K)は体内に残り、摂り過ぎてしまうと過剰摂取による疾患に発展しかねません。

サプリメントを利用する上で大切なことは、サプリメントを過剰に信じ過ぎないこと。栄養素はあくまで全体のバランスの上で正常に働くため、取れば取るほど効果があるわけではない。ということは理解しなければいけません。

④おすすめサプリメント


では、私が一般の方々にもおすすめするサプリメントのご紹介です。

①マルチビタミン&ミネラル

→身体に必要な栄養素を全体的にカバーしているサプリメントです。ビタミンやミネラルは主に野菜やフルーツなどから摂取することができますが、その含有量は季節や旬なものによっても差が出ますが微量です。普段から食事の中で摂ることも重要ですが、+αで補うために摂ることをおすすめします。

②亜鉛とマグネシウム

→亜鉛とマグネシウムは酵素の活性にとても重要な役割を担っています。酵素とは人間の「消化・吸収・代謝」をはじめ身体の反応に不可欠なものですが、日本人では亜鉛・マグネシウムが不足しやすい栄養素とされているため、酵素の働きが弱い人も多いです。女性には特にオススメのサプリメントになります。

③プロテイン

→おそらく、全サプリメントの中でも一番名前を聞いたことのあるサプリメントかと思います。プロテインとは「タンパク質」のことでそれを粉末状にしたものをいいます。メーカーによって違いはありますが「1杯約15g〜20g」ほどのタンパク質を摂取できるのですが、これは手のひらに乗るサイズのお肉に含まれるタンパク質量になります。

タンパク質は通常「体重×1.0~1.5g/日」あれば十分な量になりますが、筋肉を大きくするなどの目的によって摂取量を調整していきます。一番現場で聞かれることとして「プロテインは太るのか?」という問題がありますが、皆さんが想像しているように太ることはほぼほぼありません。日本人は基本的にタンパク質不足でもありますので、むしろ積極的に摂ってほしい栄養素になります。

プロテイン=ボディービルダー、ムキムキというようなイメージがあるかと思いますが、彼らが普段摂るタンパク質量というのが食事で食べるには現実的でないこともあり、サプリメントで足らない分を「補っている」という感じです。

プロテインの飲み過ぎは肝臓などの臓器にも負担をかけますのでおすすめしませんが、太るか太らないかの話であれば、コンビニで買った昼食後に食べるデザート類のほうがよっぽど太ります。

⑤個人的な見解


今回お話しをさせていただいたのは、サプリメントとはどんなものかという点です。よく「絶対痩せる食べ物◯選」とか「痩せやすくなる〇〇」とか「〇〇を飲めば痩せる!」など過剰な広告やらSNSを見かけますが、経験上これらをおこなったとしても、あまり変わらないのが現実かと思います。賢い人たちは気づき始めていると思いますが、そんな方法があったら日本人に肥満は増えていないでしょうし、ダイエットを気にしている方も少なくなるはずです。

また実践してみたは良いものの、失敗に終わり、逆に太ってしまったという方もいらっしゃいます。まず実践する前に情報が正しいのかは精査してから実践してください。人によっては持病や疾患をお持ちの方は必ずかかりつけのお医者様と相談をしながらサプリメントの使用をお願いいたします。

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執筆者:reboa_office